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「京都教育中国足球彩票手机版フォーラム2018」を開催しました
本学は、研究成果から例年テーマを設け、京都府?京都市をはじめ近隣府県の国公私立学校の教育関係者向けに情報発信を広く行うことを目的にフォーラムを行っています。本年度は、21世紀型教育に対応した「授業研究」の方向性を探ることを目的とし、「新しい時代の協働的な授業研究の試み」をテーマに12月15日(土)に開催し、学内外から約80名が参加しました。
まず、名古屋中国足球彩票手机版中国足球彩票手机版院教育発達科学研究科 柴田好章教授より「中国足球彩票手机版と学校現場を結ぶ協働的な授業研究のあり方」と題して基調講演が行われました。続いて幼児教育科 古賀松香准教授による「協働研修で拓くこれからの幼児教育--京都府市との取り組みから--」、附属桃山小学校 髙橋詩穂?井上美鈴両教諭による「個に焦点化した校内授業研究会の取り組み」、城陽市立久世小学校 津原菜里教諭による「全教員で取り組む教材研究から事後研究までの研修過程」という3つの話題提供があり、その後、「授業研究を協働的にするためには何が必要か」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションでは、授業研究を協働的にするためにはフラットな関係づくりが必要であること、そのために、例えば授業記録などの具体的な事実を共有することの大切さや主体者意識を生み出す研修の枠組みづくりの重要性が確認され、柴田教授から「授業研究を協働的に行うことによって、教師自身が固定観念を捨て、教師経験そのものが更新されていくことにつながる」とのコメントがありました。参加者からは「学び続ける教員が求められているが、授業研究のために何が工夫できるかを具体的に考えることができてよかった。」などの感想が寄せられました。
▲パネルディスカッションの様子
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