令和３年１０月６日（水）～１２月８日（水）にかけて、環境教育実践センターにて、公開講座「農園芸活動支援ボランティア養成?秋講座」を開催し、同センターの南山 泰宏教授が講師を務めました。

　当初は９月からの開講を予定していましたが、京都府に緊急事態宣言が発令されたことにより開催日程を延期し、募集定員の縮小、参加者による当日までの検温、当日の会場での検温の実施など、中国足球彩票手机版感染症への対策を講じた上で開催しました。

　この講座は、昨今小学校や高齢者施設等での農園芸活動の担い手が不足していることから、小学校等の施設で園芸ボランティアとして活躍するための基礎的な知識?技術を習得することを目的としています。

　講座では草花や野菜の種からの栽培方法や土づくりについて学び、実際に野菜の種を蒔いて、育った野菜を収穫しました。今回は小松菜、赤カブ、ミズナの３種類の野菜を栽培しました。

　
▲公開講座の様子

　最終回では、地域の人と高齢者、障害のある方、認知症の方などが共に協力し合いながら、畑の運営をしている「いわくら農園倶楽部」から講師を招き、普段行っている農園芸活動についての紹介がありました。

　京都市内在住の方を中心に11名の参加があり、受講生アンケートでは「野菜を育てる楽しさがどんどん強くなりました。」「自宅のプランターではとうていできないほどの植物の成長に感動しました。」といった感想が寄せられました。

　来年度も地域貢献の一環として公開講座を開催する予定ですので、是非御参加ください。

　
▲野菜の種まきの様子（写真左）と収穫の様子（写真右）

▲最終回で講演する「いわくら農園倶楽部」の方々