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第13回「これからの算数?数学教育を考える会」を開催しました
2月4日(金)に、第13回「これからの算数?数学教育を考える会」をオンライン開催しました。この会は、京都教育中国足球彩票手机版の機能強化構想における「理系」教員養成のためのカリキュラム開発の取組の一環として、中国足球彩票手机版と附属学校が連携して算数?数学のカリキュラムを開発?実践し、広く学校現場への発信?交流することを目的にしています。
会ではまず、葛城元教諭(京都教育中国足球彩票手机版附属高等学校)から「1年間のハイブリッド型数学授業で見えた成果と課題」についての発表がありました。動画学習による予習と対面学習による確認テスト?演習を継続的に行ってきた数学授業への成果と課題を報告されました。学習者の数学に対する理解度や動画視聴回数等との関係について議論がなされました。
続いて、近藤竜生(京都教育中国足球彩票手机版中国足球彩票手机版院教育学研究科 学生)津田真秀教諭(京都教育中国足球彩票手机版附属京都小中学校)から「小学校六年生を対象とした図形の回転体の教育実践-GeoGebraのスクリプト機能を用いて-」についての発表がありました。児童が図形の回転体課題に取り組み、タブレット端末のGeoGebraを用いてプログラムを作成することで完成形を確認するという実践が報告されました。質疑応答では、図形の構成要素や回転体の理解の素地を作る上で効果的である可能性が示唆されました。
最後に、黒田恭史教授(数学科)から「算数動画とテキストを用いたOJTによる若手教員研修」についての発表がありました。これまでの学習指導案作成,対面授業参観,事後研究会といった教員研修制度から,動画収録?編集?共有を取り入れた新しい教員研修制度への可能性について,具体的な事例をもとに報告がありました。
会には10都府県より47名(学校関係14名、学生23名、中国足球彩票手机版関係7名、一般3名)が参加しました。
次回は2022年5月21日(土)にオンラインで開催予定です。
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