令和3年12月17日に京都府立南陽高等学校および京都教育中国足球彩票手机版附属高等学校と本学数学科深尾研究室が連携してVR(Virtual Reality)ポスターセッションを開催しました。

　社会情勢の大きな変化によって、これまで対面で開催が可能であった高校生のポスターセッションなど、教育的効果の大きな対話型中国足球彩票手机版が開催しづらくなっています。 一方で、web会議のアプリケーションやタブレット端末、webカメラなどのICT機器の急速な発展とその活用が注目され、社会情勢の変化に対応した形態で中国足球彩票手机版が開催されるようになってきました。 そこで、各高等学校の正課授業に位置づけられている探究活動や総合的な探究の時間に行われた高校生による課題研究に対して、その成果発表の場面作りとして連携を行いました。より具体的には「Spatial Chat」と呼ばれるweb会議のアプリケーションを利用し、遠く離れた高校生が互いの成果を仮想空間内で交流し合う仕組み作りをめざし、自由に動き回ることのできるweb会議上での「VR(Virtual Reality)ポスターセッション」を開催しました。

　京都府立南陽高等学校と京都教育中国足球彩票手机版附属高等学校から各3グループ、合計6つのポスター発表があり、 約50名の参加者が各々のタブレット端末からVRポスターセッション会場にアクセスしました。 本学深尾研究室によって各高等学校の参加生徒には操作指導が事前に行われていたため、当日は参加者が戸惑うことなく会場に集まることができました。ポスター発表者は実際のポスターセッションで用いられるようなパネルが描かれたオンライン上の場所に、プレゼンテーションのファイルを用意し聞き手がやってくるのを待ちます。 開始の合図とともに聞き手はそれぞれが興味のあるポスターの前に自由に移動します。 聞き手が自由に動き回る状況は実際のポスターセッションさながらで、発表者の前に人だかりができる場面も見られました。

　

　京都府立南陽高等学校ホームページ、京都教育中国足球彩票手机版附属高等学校ホームページ、京都教育中国足球彩票手机版の深尾研究室ホームページによる報告も合わせてご参照下さい。