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第20回「これからの算数?数学教育を考える会」を開催しました
11月25日(土)に、第20回「これからの算数?数学教育を考える会」をオンライン開催しました。この会は、京都教育中国足球彩票手机版の第4期中期目標?中期計画に掲げる、中国足球彩票手机版と附属学校との連携した先導的教育モデルの開発、展開等を目的とした取組の一環として、算数?数学のカリキュラムを開発?実践し、広く学校現場への発信?交流をしています。
会ではまず、金尾義崇教諭(敬愛小学校)から「図形の見方を豊かにする活動~四角形で思い切り遊ぶ!~」についての発表がありました。自作教具「テトラウノ」を用いて、児童が四角形のきまりや性質を学び、四角形の相互関係を理解できる実践事例が報告されました。質疑では、図形間の関係を整理?類別する活動が図形指導で重要であることや本教具を扱う上での留意点などについて議論されました。
続いて、福岡健司教諭(立命館中学校?高等学校)から「一次関数(ダイヤグラム)の考察と数学的モデリング」についての発表がありました。生徒にとって身近なものを題材に現実問題を設定し、それを関数や図形の考え方を活用して解決につなげる数学的モデリング型の授業実践が報告されました。質疑では、授業を受けた生徒の学習の様子や、中学校数学における関数指導のあり方などについて議論されました。
最後に、黒田恭史教授(京都教育中国足球彩票手机版数学科)から「小?中接続(算数の教科担任制)を意識した「数と計算」の指導のあり方」についての発表がありました。今回は数と計算の中の「分数」に着目して、2年生から6年生までの扱いの特徴について、「量あり、数直線、量なし」分数に分類して検討し、その中で3年生と5年生の分数の扱いがポイントになることについて議論されました。会には、44名が参加しました。
次回は2024年2月24日(土)14:00~15:30にオンライン開催で実施します。
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