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生徒が豊かに学び、保護者や地域の期待に応えられる魅力あふれる学校をめざして(附属桃山中学校)
附属桃山中学校副校長 佐々木 稔
◎ 生徒が主体的?対話的に深く豊かに学べる授業づくり
-教育研究発表会を開催(11/25)-「主体的?対話的な学びを通して『資質?能力』を育成する」を研究テーマに、教育研究発表会を開催し、全国より300名余りの教育関係者が参会されました。附属学校として本学の先生方の指導助言を得ながら、知識や技能の習得に留まらない、これからの社会で生きていくために必要な「思考力?判断力?表現力」等の活用力の育成を目指して、生徒の学びに視点をおいた授業づくりにチャレンジしています。生徒たちは、友達との協働した学習活動を通して、自分の学びを客観的に振り返りながら、より深く豊かに学んでいます。
◎ 帰国生徒が生き生きと学び、多様性の中で全校生徒が豊かに学びあう学校づくり
-伝統文化体験プログラムとスピーチ発表会(9/29)の取組み-国立中国足球彩票手机版附属中学校として西日本唯一の帰国生徒学級を特設する本校には、帰国生徒学級独自の日本の伝統文化体験プログラムがあリます。今年度も「祇園祭岩戸山の曳き初め」「和菓子作り」「お茶」「生け花」などを、プロの方から直々に手ほどきを受けながら伝統文化の「本物」に触れる体験を行いました。また、38回目を数える「帰国生徒スピーチ発表会」でも、自身のグローバルキャリアに裏付けられた、多面的で、ユニークな視点で世界や日本をとらえた、興味深い内容のスピーチが披露されました。文化祭でも代表生徒のスピーチが発表され、全校生徒が彼らを通して多様性を理解し、グローバルで共生的な視点での見方や考え方を学んでいます。「私が考える『移民問題』」「香港を一つの国として考える」「タイの貧困から世界の貧困を考える」「人種差別~僕の苦い経験から~」「古き良き世界の文化を守るために」「真の国際化とは何か」...どのスピーチをとっても、帰国生徒ならではの鋭い視点と異文化体験の豊かさがうかがわれ、ハッとさせられるものばかりでした。
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