総合支援学校　教諭
障害児教育専攻　平成２０年度卒業
障害児教育専修　平成２２年度修了

　毎朝、「○○さん、おはよう。」と、一人ずつ子どもの名前を呼んでから挨拶をするようにしています。そんな私の肩にトントンと触れる子ども、にこっと笑ってくれる子ども、「先生、おはよう。」と言葉で返してくれる子ども、一人ひとりが自分なりの伝え方で挨拶を返してくれます。そんな子どもたちの顔を見ると、自然と笑顔になる自分がいます。ホッとする時間でもあり、今日も一日頑張るぞと気合が入る時間でもあります。

　寝ている時間を除くと、教員は子どもの"家族"と同じくらいの時間を過ごし、嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、悔しいこと...たくさんの感動を経験しています。子どもたちと過ごす学校生活には、"昨日"と同じ"今日"はないし、"今日"と同じ"明日"もありません。毎日新しい発見や成長があり、変化の連続です。「今日はこんなことができた。じゃあ、次はこれをやってみようか。」と教員同士でアイデアを出し合いながら授業を考えます。新しいことにチャレンジし続けることで、子どもたちと共に私自身も成長することができます。もちろん、思い通りにいかない時もたくさんありますが、これまでに乗り越えてきた困難は、私にとって経験という宝物になっています。

　同じ夢を叶えるために切磋琢磨した中国足球彩票手机版の同級生とは、今もお互いの仕事について相談し合うことができる良い関係が続いています。子どもたちや同級生の存在を糧に、これからも教員の仕事に誇りを持ち続け、子どもたちと共に成長し続けたいです。