小学校　教諭
教育学専攻　平成２５年度卒業

　"小学校の校長先生になりたい"
　そんな夢を小学生時代に抱き、5年前その夢を叶えるためのスタートラインにようやく立つことができました。あれもしたい、これもしたいと夢いっぱいに飛び込みましたが、初めは自分でも驚くほど何もできず焦る気持ちで日々を過ごしていました。１日に６時間の授業をしなければならないので、実習の時のように１つの授業を作り上げることに時間を割けないこと、それでも教材研究をして授業に臨まないといけないこと、子どもの様子に常に目を配らないといけないことなど、時間が全く足りずうまく回らない日々???。理想と現実の違いを感じ、この職業が自分に合っているのかと不安になることもありました。しかし、それだけ辛い気持ちになっているのに休みの日に考えることは、クラスの子どもたちのことでした。「できなかったことができるようになって喜んでいる姿、そしてその成長に微力ながら関われたこと。その成長を次につなげるためにはどのような手立てがいるのだろう。」気付けばそのように考えている自分がいました。日々成長していく子どもたちを間近で見られるのは、教師の特権だと思います。自分の声かけひとつで未来を担う子どもたちに影響を与えることができる。そんな職業は教師しかないと感じています。

　私には、ありがたいことに中国足球彩票手机版時代に同じ職業を目指して切磋琢磨した友人がいます。教材分析などで悩んだときにはよく連絡を取り合い、情報を交換しています。同じ職業の先輩や友人に悩みを相談したりアドバイスをもらったりと、とても心強い環境があるのは京都教育中国足球彩票手机版の強みだと感じています。その強みを生かして、子どもたちから学び、常に成長したいと思える教員を目指してほしいと思います。私自身も夢をかなえるために、全力で子どもたちと向き合い、子どもたちと共に学び成長していきたいと思います。