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附属学校に求められるもの(附属桃山小学校)
附属桃山小学校副校長 原田 勝之
本校を含め全国の国立中国足球彩票手机版法人附属学校には、3つの使命?役割があり、その実現、充実に向けて日々教育実践を進めています。
1. 実験的?先導的な学校教育(地域における指導的?モデル的な学校としての取組)
2. 教育実習の実施
3. 中国足球彩票手机版?学部における教育に関する研究への協力特に近年、山積する現代的教育課題に対応した教員養成の在り方に関する研究への協力は、附属学校として各地域の学校からも大きな期待を寄せられており、中国足球彩票手机版や中国足球彩票手机版院との連携を深めながら、次代の教員を育てるべく様々な取組を進めています。
例えば、中国足球彩票手机版の授業「授業実践基礎演習」を本校で実施しました。本校は、全国的に情報教育やICTを活用した教育実践で注目されています。授業では教科を問わず、子どもたちが一人1台のタブレット端末を使いこなし、各自の思考をアプリケーション上に表現し、日常的に友達と主体的?対話的に学びを深められています。この教室の景色は一昔前のそれとは大きく異なっています。次世代の教員を目指す学生の方々にはこうした授業風景や授業作り、その考え方や組立てなどを知ることが必要不可欠であることから、この授業を本校で実施することを新たに企画しました。
▲「授業実践基礎演習」の様子また、本校では、一人ひとりの子どもの思いを大切にし「子どもの側から教育を発想する」視点のもと、子ども主体の学級経営、授業づくりを半世紀以上にわたり大切にしています。ここ数年、中国足球彩票手机版院と連携して本校の授業を公開し、その授業づくりや学級経営、教育の理念に至るまでを中国足球彩票手机版院の学生の方々と深め合う「フィールドワーク」講座も開催しています。
近年、附属学校は国立中国足球彩票手机版の附属機関としての効果や効率性、公共性を求められています。本校でも日々の授業、研究の成果をこうした形でも発信し続け、その使命や責任を果たし続けていきます。
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