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【中国足球彩票手机版生活不安な人へ?】中国足球彩票手机版のオンライン授業ってどうだったの?
【はじめに】
2019 年12 月初旬に、中国の武漢市で第一例目の中国足球彩票手机版感染症(以下コロナ)が報告されてから、早くも2年が経とうとしている。日本では感染拡大防止が叫ばれ、マスクの着用やテレワーク、学校の授業のオンライン化が進められた。京都教育中国足球彩票手机版でも、最初の緊急事態宣言が出された2020年の前期授業からオンライン授業が取り入れられていたことは記憶に新しい。現在はwithコロナに向かいつつあるため、対面授業が基本になっているが、そんな今だからこそ、本稿ではそのオンライン授業について全面的にオンライン授業が取り入れられていた「2020年度前期授業」とオンライン授業と対面授業が入り混じって行われた「2020年度後期以降授業」にわけて振り返っていこうと思う。【2020 年度前期授業】
京都教育中国足球彩票手机版では「対面授業」を重要視していたため、他中国足球彩票手机版よりもオンライン授業への移行がかなり遅かった。いつまで休校なのか、いつまでオンライン授業なのか、いつから対面授業なのか、教務課からの情報が約1週間ごとにメールで更新されるため常に情報の漏れがないか気を付けていなければならない状況が続いた。また、オンライン授業が始まってからも、授業する側も受ける側もお互いに慣れていない状況での授業のため、スムーズに授業が進まなかったり、課題が多すぎたりするというような問題が数多く発生した。特に、毎回の授業で出る課題は、授業内容をクイズ形式で振り返る+授業の感想や質問を記入するという形式が主流であったため、授業の感想や出席だけをとる通常授業と比べ、課題量が増加し、私の周りでは不満の声が相次いでいた。今、振り返ってみても、かなり反省点の多い内容であったのではないだろうか。【2020 年度後期以降授業】
アルコール消毒液の設置や、教室の机にアクリル板を設置する等の感染拡大防止設備が整い、オンライン授業と対面授業が入り混じった授業形態となった。(京都教育中国足球彩票手机版の感染防止対策や今後の対応について2020年11月に太田耕人学長へインタビューを行ったのでこちらもぜひ参照してください。)▲改修工事が行われ、机にアクリル板が設置されたF棟
この時期は、一日のうちにオンライン授業と対面授業が両立する時間割があったので、対面授業を受けるために学校に来てオンライン授業を受けるというような不思議な日もあ った。しかし、前期の反省から、様々な問題点が改善され、課題の量が多すぎるということもなく、接続が悪い等のトラブルにも柔軟に対応することができていた。好きな時間に何度も授業を見返すことができたり、家というくつろげる空間で授業を受けたりすることができるといった、オンライン授業ならではの利点から対面授業よりもオンライン授業の方が好きだったという人もいるのではないだろうか。前期のオンライン授業よりもかなり快適になったと感じる授業形態であった。
【おわりに】
オンライン授業は最初のうちこそ、不慣れな点があったため、様々な問題点があったといえる。一方で、板書量が多い講義や、難易度が高い講義を何度も見返したり、自分の都合に合わせて授業を観たりすることができる等様々な利点もある。今回は、コロナという緊急事態であったため、全面的なオンライン授業になり、欠点に目が行きがちであるが、オンライン授業を一部取り入れることで利点を生かした新しい授業の方法が教育現場に取り入れられる日がいずれ来るだろう。
コロナは私たちから「経験」「交流」「安全」「日常」等様々なものを奪っていった。しかし、コロナがあったからこそ「オンライン化」という新しい日常形態が発達していった。そして私たちはその「オンライン化」発達の基礎に立ち会い、利点と欠点を強く実感することができた。コロナ禍でのオンライン授業を学生としての立場で経験したからこそ、将来教壇に立ち、オンライン授業を行う際に、活かせることもあるのではないだろうか。少なくとも私は今回のコロナ禍におけるオンライン授業で、コミュニケーション能力の大切さを学んだ。オンライン授業ではコミュニケーションの方法が限られているので、相手に自分の思いを伝えることが非常に難しい。だからこそ、相づちや身振り手振り等コミュニケーションに必要な動きが重要になる。そのため、今後私は児童?生徒がオンライン上でも円滑なコミュニケーションが取れるような仕組みや援助を考えていきたいと感じている。文/鹿間(教育学専攻)
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