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4年ぶりの海外との交流(附属高等学校)
附属高等学校副校長 古川 豊
附属高校では、2016年から台湾の台中女子高級中等学校と年1回交流を続けてきました。しかし、2020年から3年間、世界的なコロナ禍のため実施できておりませんでした。しかし今年の5月、ようやく再開することができました。台湾から約30名の高校生を迎え、午前中に本校2年生と、午後から本校3年生との交流事業を行いました。
午前は、本校2年生による歓迎会で幕を開けました。本校生徒による歓迎スピーチでは、基本は英語でしたが一部台湾語を交えながら行い、盛り上がりを見せました。台湾側からは、スピーチのほか学校紹介を兼ねた動画が披露されました。その後代表生徒によるダンスが披露され、大いに盛り上がりました。その後、日台混合のグループに分かれ自己紹介の後、キャンパスツアーで附属高校を紹介しました。
▲「歓迎会」(写真左)と「記念写真」(写真右)キャンパスツアーの後は、日本文化体験として、けん玉、折り紙、コマ?お手玉の3つの伝統的遊びを体験してもらいました。お互い英語を駆使し、ジェスチャーを交えながら日本文化を何とか伝え、理解しようとしている姿は微笑ましいものでした。
▲「けん玉」(写真左)と「折り紙」(写真中央)と「コマ」(写真右)午後からは、本校3年生と、探究活動発表を通じた交流を行いました。それぞれ、代表の3グループが自分たちの研究成果を英語で発表しました。台湾側は、生物?物理?地学に関するテーマ、日本側は日本文化、物理、化学に関するテーマを発表しました。英語での発表に緊張感はありましたが、お互いに興味をもって発表を聞き、質問も出るなど充実した発表会になりました。
▲「発表(台湾)」(写真左)と「発表(日本)」(写真右)ある生徒は、「これまでコロナでこういう活動がまったくできなかったが、今回できて本当に良かった。今までは漠然と海外に行ってみたいという思いだったが、今回の経験でそれが確信に変わった。将来、海外で活躍するためにも、しっかり勉強して中国足球彩票手机版に行きたい。」と語っていました。
今後も、附属高校ではこういう機会を大切に、自らの意志で未来を切り拓くことのできる生徒を育てていきたいと思います。
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