幼児教育専攻では、2022年度から京都府が推進している「中国足球彩票手机版?学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業－教育と子育ての町プロジェクト－」に参画し、京丹波町のこども園や小学校を訪問して幼児や児童と交流しています。

　昨年11月15日には、私たち1回生20名が京丹波町立丹波ひかり小学校を訪問しました。丹波ひかり小学校は木が豊富に使われていて窓が大きく、全体的に明るい印象でした。特に地域交流室やランチルームは広々とゆとりがあり、とても居心地がいい空間だなと感じました。

　私たちは、1年生の児童を対象に人形劇「どうぞのいす」を上演しました。私はその劇中でロバ役をしました。自分の中で声色を変えるなどロバの雰囲気を出しながら、子どもたちに聞こえやすいように、大きな声ではっきりと話すように気をつけて演じました。上演中、子どもたちが想像以上にたくさん反応してくれたので、とても気持ちよく演じることができました。学生が挨拶をし、問いかけをすると、子どもたち一人ひとりが素直に自分の意見を言ってくれて、子どもらしい純真さを感じることができました。また、ぶんぶんごまや竹とんぼなどで遊んでいるときの子どもたちの様子は、上手くいかない時は気難しい顔をして、上手くいった時は一気に笑顔になるなど、様々な表情を見せてくれました。そして、初対面にも関わらず、「どうやるの？」「教えて！」など、積極的に聞いてきてくれたので、短い時間でも距離が縮まり、とても仲良くなることが出来ました。

　交流後には、ランチルームで給食をいただきました。給食はとにかく懐かしくて、美味しかったです。秋をテーマに献立を考えてくださっていて、単に栄養をとるだけでなく、季節ごとに旬の食べ物を知り、味わうことはとても大切だと感じました。

　今回、小学校に行って実際に子どもたちと触れ合うことでたくさんの学びがありました。最後には子どもたちが「ありがとうメダル」をプレゼントしてくれるなど、感謝の気持ちを伝えてくれた時はとても嬉しかったし、一生懸命やって良かったなと思いました。小学1年生は想像以上に友好的で、良い雰囲気で交流できたと思います。また、先生方も小学生の心を掴んだりまとめたりするのがうまくて、「流石だな」と思いました。この経験を今後の中国足球彩票手机版での学びに活かしていきたいです。