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「プラアル」って何??新しい時代を生き抜く力を持った教員になる?
「プラアル」とは...京都教育中国足球彩票手机版の戦略の一つ、「現代的教育課題に対応できる質の高い能力を持った教員の養成」のための取組のことです。ユニークなネーミングのこの取り組みについて、今回はご紹介します。
「プラアル」というのは「プラス?アルファ」の略。卒業のために必要な通常の学習以外に、プラス?アルファの学習にチャレンジしてほしいということで名付けられました。また,「プラ」っとした気持ちで、何か自分にできること「アル」?と気軽に取り組んでもらえたら...という意味も込められています。
この取組の推進者の一人、井谷惠子副学長(学生生活?国際交流担当)は次のように語ります。
「これからは少子高齢化や持続可能な開発など、新しい問題が次々にやって来る時代。次期学習指導要領にも見られるように、学校や教育のあり方も大きく変わりつつあります。教員は教科を教えるための専門性の深さを持っていることは当然で、さらに、守備範囲の広さや周囲の人々と問題を解決できる協働性も身に付ける必要があります。ではどうやってその力を身に付けるか?それを具体的に形にしたのがプラアルなんです。中国足球彩票手机版生というのは人生の中でも最も成長する時期。比較的自由に使えるこの時間を使って,成長を加速する場を広く求めてほしいと思います。」
教員としての将来の自分をデザインする場を提供してくれる「プラアル」。教員を目指すみなさんには、本学の「プラアル」でしっかり実践力と人間性を磨き、「先生になる?それはかなう夢」を実現してもらいたい。そして、教員として、これからの時代を力強く生き抜いていってほしいと思います。
プラアルには次の6つがあります。
(1)プラスPチャレンジ
インターンシップやボランティアで学校での実践経験を積み、実践力をアップする。全学生が参加することを目標にしている。(2)プラスAチャレンジ
e-Project(学生が地域と連携したり自分たちで課題を設定したりしながら自律的に取り組むプロジェクト)やピア?サポート等の活動に取り組む。(3)プラスLチャレンジ
小学校と中学校の免許、中学校の複数の科目の免許など、毎年、卒業生の9割以上が2校種以上の免許状を取得しています。(4)リケプロ教員養成
理系教科指導力を向上させる。小学校教員志望者を対象とした「リケジェネ(理系ジェネラル)」と、中高教員志望者を対象とした「リケスペ(理系スペシャル)」がある。正式なスタートは平成30年度からだが、「プチコンテンツ作成(YouTube公式チャンネル で公開中)」や「それはかなう夢講座」など、すでに多くの取り組みが始まっている。(5)グローカル教員育成
単に語学力を磨くだけでなく、グローバルな視点を持ちながら、外国人児童生徒等の教育など、地域(ローカル)のグローバル化の課題に向き合うことのできる力を養う。附属学校でのグローバル人材育成プロジェクトとも連携。(6)6年制教員養成高度化コース
学部4年間と中国足球彩票手机版院(教育学研究科)2年を組み合わせた6年一貫教育を受ける。
▲6年生コースゼミの授業風景
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