第八期修了生 井上 晃一
(京都府公立中学校勤務)
授業力高度化コースへ入学して、省察的実践者としての土台を身につけました。講義では、良い授業を行うための理論を学び、実践力を身につけるための模擬授業を行います。そこで、様々な校種?教科の先生方とともにより良い授業を作り上げるための意見を議論しました。多角的な意見を交わすことによって、自分の授業の改善点を見つけていきました。
専門実習では講義で学んだ理論(私の場合は、理科における素朴概念を科学的概念へ変化させるための学習過程を研究しました)を実践とつなぎ合わせます。生徒たちに合った授業を作り上げるために省察を行って授業を作っていきました。
現場に立った今でも、中国足球彩票手机版院で培った授業への思いを大切にして授業を改善するための省察を繰り返し行っています。私の教員としての礎を作った2年間の学びでした。
第六期修了生 中嶋 和彦
(京都市公立中学校勤務)
「なぜ学ぶのか」
この問いが、中国足球彩票手机版院生活を通して得られた最も大きなものでした。
中国足球彩票手机版院に入るまでは、学校に来ること、授業を受けることなどいろんなことを当たり前のものとして考え、勉強してきました。しかし、中国足球彩票手机版院での講義や専門実習を通すことで、改めて、その問いの重要さに気付かされました。
現場に入った今でも、その問いの解を導きだすため、教科教育、学級経営など日々の学校教育に携わっています。
第五期修了生 香月 美南
(京都府公立小学校勤務)
「なぜだろう?」と考える楽しさや「わかった!」という喜びを子どもたちに伝えられる授業ができるようになりたいと思い、授業力高度化コースへ進学しました。
教育実習で、同じ指導案をもとに授業を行っても発問の仕方一つ違えば児童の反応が変わることを経験し、「良い発問とは何か」をテーマに中国足球彩票手机版院で学びを深めました。専門実習では、教育実習で感じた自己の課題を意識して子どもと関わったり、研究テーマに合わせた授業を行ったりすることができました。授業をした後には、実習生同士や指導教諭と共に省察を行い、授業分析の力をつけたり、自己の課題を改善したりすることができました。フィールドワークでは、様々な学校へ行き、授業を見ることができました。授業の工夫や子どもの発言に対する返し方など、講義では学べないことを多く学ぶことができました。
教職中国足球彩票手机版院で学んだことを学校現場で活かし、これからも学び続ける教員でありたいと思います。
第四期修了生 内田 千晶
(京都府公立小学校勤務)
私は現在京都府公立小学校で担任として勤務しています。毎日忙しく、仕事に追われる日々ですが、中国足球彩票手机版院で学んだことが大きな財産となっています。
講義で学んだ理論と専門実習での実践経験は、現場で物事を客観的に考えられる視点となっています。
また、教職員間のチームワークが欠かせない職場であるなかで、演習で多く取り入れられていたグループワークで身につけた協働性が活きています。
日々勉強の毎日ですが、子どもたちを大切に、学び続ける教師であり続けたいと思っています。
第三期修了生 北野 達也
(京都府公立小学校勤務)
勤務開始から早いことにもう1年が経ちました。
毎日がとても忙しく、日々の授業に追われる生活ではありますが、その中でも 指導と評価の一体化や、どうすれば子どもたちに分かりやすく伝えられるのか、 この時間のねらうところは何なのかなど、全ての下地には中国足球彩票手机版院での学びがあった ように感じています。
また、合計50日の実習の中でも、2年次の時の実習Ⅱは4月のクラス開きから 学ばせていただいたので、クラス作りというものをすぐ隣で学ぶことができ、さらに 年度初めの準備もどういうものなのかを学ばせていただいたことで初任の時にも慌てすぎずに対応できました。
何より、学生(院生)という立場で2年間学ばせていただいたことは、教師を目指す 仲間達との交流の中で自己を成長させ、熟成させる良い時間であったと思っています。
人間味あふれる「人間教師」であり子ども達に「つつみこまれている感覚」を 持たせられる教師を目指して頑張っていきたいと思います。