第八期修了生 畠澤 啓太郎
(京都市公立小学校勤務)
がむしゃらに目の前の子どもたちと向き合い、走り続ける。それが、連合教職中国足球彩票手机版院で学ぶまでの、私の姿でした。中国足球彩票手机版院で学んだ1年間は、そのような日常から離れ、学校現場を俯瞰しながら、じっくりと「教育」や「学校」に向き合えた、貴重な1年間でした。
最初は「戸惑い」の連続でした。同じ「教育」というフィールドに立ちながら、初めて耳にする言葉が飛び交い、今まで考えたこともなかったことを考える日々。しかし、一つ一つの「問い」と向き合い、背伸びをせずに学んでいこうと思うことにより、「戸惑い」は次第に「刺激」に変わりました。様々な本を読み、日々の授業での学びや論文作成から、「学校づくり」「学校組織」「教育法規」「学校財務」「危機管理」など、学校現場での実践だけでは学べない、多くのことを学ぶことができました。中国足球彩票手机版院での学びと、たくさんの先生方?院生仲間との繋がりをもとに、これからも学び続ける教師でありたいと思っています。
第八期修了生 椙山 直美
(京都教育中国足球彩票手机版勤務(京都府教育委員会から派遣))
今、目の前にいる子どもたちにとって自分ができることを精一杯やる、そのことが全てで当たり前、という教員生活を長年送ってきました。
学校現場から一歩離れた所から俯瞰して、これまでの経験?関係?物事を見つめ直すこと。様々な地域、校種、経歴を持つ方々と共に、学校経営、学校組織、学校事務、教育法規など、様々な分野において深く学ぶ機会を得られたこと。学校現場のみでは得ることのできない大変貴重な経験ができた一年でした。「当たり前」を問い返し、視野を広げ、新たな基盤をつくる学びの場となったのです。修了後も、この教職中国足球彩票手机版院でのつながりによる研究会に参加すると、現場とは少し違う「知」の風が吹き込まれ、刺激を受けることを実感します。
目の前に子どもがいないのが今の職ですが、京都府全ての子どもの未来や幸せに関わっている職です。よりよく職責が果たせるよう、今後も自らを高め、学び続けていきたいと強く思っています。
第七期修了生 上田 清乃
(京都市公立小学校勤務)
「せんせい、聞いて!」「先生、あのねー」元気な子どもたちの声に囲まれての日々。これが私にとって、中国足球彩票手机版卒業以来のごく当たり前の毎日でした。
教職中国足球彩票手机版院の研修によって、このような日常を離れ、教壇に立っている私、職員室でPCに向かっている私を俯瞰する機会を得ることができ、それまで、学校運営の基本となる教育法規や教育行政、運営財務などをあまり考えずに教育活動に携わっていたことを気付かされることになりました。そして、教職員の専門職意識、学校における経営活動や組織改革の重要性、不登校?いじめなど生徒指導の諸問題、保護者?地域との連携、さらに学校づくりを推進するリーダーの統率力、指導力のあり方について学べたことは、私にとって大きな収穫でした。
「せんせい、先生!」駆け寄ってくる子どもたち。この子らの将来のために、責任のもてる学校経営を目指して、中国足球彩票手机版院で学んだことを生かし、学び続ける教員でありたいと考えています。
第六期修了生 高橋 泰三
(京都府公立中学校勤務)
教員生活20年の節目に本コースで学んだ一年は、私にとってこれからの教員生活の新たな基盤となるものでした。教科指導や学級経営、教育課程管理に東奔西走していた学校現場を離れ、一学生として学ぶことに専念できました。実績と実力のある個性豊かな教授陣によって緻密に構成されたカリキュラムの中で「中国足球彩票手机版院知」に触れることができたのです。その中で、経験を積み重ね、様々な視点や知恵を持っていると考えていたことが、いかに小さいものであったかを思い知らされました。学校の利害関係者への実践的なアプローチに留まらず、リーガルマインドの精神、ストラテジックな思考、そして学校が自律して在ることについて、苦しくも楽しい学びの営みの中で新しい知見が生まれることを体感しました。この思考は一年で終わるものではありません。ミドルリーダーの皆さん、実践的な教員として成長する機会となり得る本コースでの学びをぜひ経験してほしいと思います。
第五期修了生 井上 猛
(京都市公立小学校勤務)
1年間の学びを終え、早2年が経ちました。今思い出しても夢のような1年間でした。20年以上日々走り続けてきた学校現場を離れ、教師としてではなく、一人の学生として過ごす中国足球彩票手机版院での生活は、自分自身の学びのためにだけエネルギーと時間を使える贅沢な1年間だったように今更ながら感じています。そして、学校経営力高度化コースでの学びは、これまでの自分自身の「実践知」を再認識すると共に「中国足球彩票手机版院知」を身につけるものとなりました。日々の授業、そのための準備、そして、修了論文の作成のために数知れない文献や資料と出会い、多くの著書を読み、アンケートやインタビューのためにたくさんの学校を訪れることができました。御指導頂いた教授と二人三脚で書き上げた論文は自分自身の宝物となり、「同僚性を基盤に置いた現場での教師の育ち」は自分自身の教育実践のテーマともなりました。「学び続ける教師」であるための意欲と方法を身につけられたことは私にとって大きな力となっています。是非、学校経営力高度化コースで自分自身を「ジャンプアップ」させてください。